非常に参考になると思うのでぜひご覧ください
2022年5月からインデックス投資を開始したAさん
Aさんは、2022年5月から、毎月5万円づつインデックス投資を開始することにました。
当時は旧つみたてNISAか一般NISAしかなく、旧つみたてNISAは年間40万円まで、1か月にすると33,333円まで積み立てができました。
そこで、Aさんは、毎月5万円のうち、33,333円を旧つみたてNISAで、残り16,667円を特定口座でそれぞれ積み立てることにしました。
AさんはSBI証券で口座を開設し、SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンドを毎月購入することにしました。
Aさんはとにかく面倒なことをしたくない思いが強かったので、一度つみたての設定をすればあとは基本的に何もしなくていいように、証券口座への振込もしなくてよいように、証券口座への入金もクレジットカードを利用することにし、対応したクレジットカードを作成し、投資信託の買い付けを開始しました。
運用開始4か月後(2022年9月11日)
4か月後の2022年9月11日の運用状況がこちら

運用資金は250,000円ですが、4か月後に273,643円となっています。
評価損益の欄に、+23,529円となっているのが、投資した額に対してプラスとなっている額です。250,000円の資金を運用して、23,000円あまりプラスとなっているということです。
評価損益率が+9.40%というのは、運用した金額250,000円に対して、プラスの割合を表しています。
画像の下の棒グラフは、水色の塗りつぶしている部分が取得金額、すなわち実際に投資信託を購入した額、青の折れ線グラフが、現在の評価額ということです。
わずか4か月で9%もプラスになっている!とびっくりしないでください。運用ですから投資額に対してマイナスにもなることもあります。マイナスになったのが運用を始めて7か月後です。
運用開始7か月後(2022年12月24日)
7か月後の運用状況がこちら

430,000円運用して、資産残高は408,108円となっており、評価損益はマイナス22,008円、評価損益率は-5.11%となっています。430,000円のお金がこの時点では、約22,000円のマイナスということです。
マイナスになることもある
インデックス投資は、長期的に保有すれば、毎年5~9%の利回りと書きましたが、一時的なマイナスはあります。インデックス投資は一時的に30~40%のマイナスになる可能性があります。
私は2006年12月からiDeCoでインデックス投資をしていましたが、運用資金の約1,000,000円は、2008年9月のリーマンショックでマイナス40%となり約600,000円になってしまいました。それでも、私は年金はいま必要なお金ではないし、もともと解約できないものだし、と思ってそのまま同じものを積み立て続けました。インデックス投資も投資である以上、マイナスになることもあるということは、しっかり認識していただきたいと思います。
運用開始1年後(2023年5月9日)
1年後の運用状況がこちら

1年後には、770,000円を運用して、評価額は800,065円となり、評価損益は29,929円のプラス、評価損益率は+3.88%となりました。
この直前の2023年4月に、Aさんは運用額を増やすことにし、250,000円ほど資金を追加しました。追加した資金は、現在では、①ボーナス設定を使ってつみたて投資枠で買う、あるいは ②成長投資枠で買う、という選択肢があります。どちらもNISAの枠内で買えるので、運用益や売却益は非課税です。
しかし、当時は旧NISA(年間投資限度は400,000円)だったので、Aさんは250,000円の追加資金は特定口座で同じ投資信託を購入しました。
上記①②の場合も、NISAの年間3,600,000円という上限額まで投資信託を購入した後は、特定口座で同じように投資信託を購入することになります。(資金に余裕のある方はiDeCo口座を開設してインデックス投資をしましょう。それについてはまた改めて書きたいと思います) 特定口座は、最初に証券口座を開設するときに同時に開設しているもので(証券口座の開設についてはこちら→女性の経済的自立と資産運用⑵ ~インデックス投資の始め方~)、もし開設していない場合は「源泉徴収あり」を選択して開設しましょう。
さらに2023年5月に、Aさんは1,000,000円追加で資金を投入しました。上記の画像で、赤字で「待機資金 1,160,000円」となっているのが、4月と5月に入れた資金です。
運用開始1年半後(2023年11月28日)
2023年11月28日の運用状況がこちら。

1年半後には、約2,230,000円を運用して、評価額は2,589,531円となり、評価損益は359,115円のプラス、評価損益率は+16.10%となりました。
運用開始1年11か月後(2024年3月28日)

運用開始から約1年11か月後では、約2,450,000円を運用して、評価額は3,251,132円となり、評価損益は800,712円のプラス、評価損益率は+32.67%となりました。
ちなみに、2024年から制度が大幅に改良された新NISAが始まり、毎月の積み立て限度額が100,000円に上がったため、Aさんも毎月の積立額を100,000円に増やしました。
運用開始2年3か月後(2024年8月24日)

2年3か月経過後は、約2,900,000円を運用して評価額が3,821,510円となり、評価損益は+920,874円、評価損益率は+31.74%となっていました。2,900,000円の資金が、3,800,000円になったということです。
ここで、上の画像のグラフに注目していただきたいのですが、水色の塗りつぶしのグラフは、取得額すなわち、実際に投資信託の購入にあてた額を表し、青色の折れ線グラフは、評価額を示しています。2022年5月に運用を始めたころは、水色のグラフと青色のグラフはほとんど変わりませんでしたが、2023年後半あたりから、青色のグラフが伸びてきて、水色のグラフとの差がどんどん開いていっている、つまり、評価益が膨らんできているのが分かると思います。
運用開始2年6か月後(2024年11月2日)

約2年半後では、3,100,000円を運用して、評価額は4,286,018円となっています。評価損益は+1,184,988円、評価損益は+38.21%です。
ここでも注目してもらいたいのが、画像のグラフです。水色の塗りつぶしグラフ(投入資金の額)と、青色の折れ線グラフ(実際の投資信託の評価額)の差は、さらに広がっています。
2024年はたまたまアメリカ市場が好調だった
ここまで、AさんがSBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンドでつみたて投資を2年半の間行ってきた状況を見てきました。
ただ、2024年はアメリカ株式が絶好調だったため、非常にラッキーな運用状況になっています。約2年半の運用で38%の評価益ということは、その期間だけ切り取ってみれば、年間約15%の利回りだったということになります。インデックス投資は、年間5~9%の利回りを想定しており、年15%という好調な状況は、常に続くわけではありません。2024年のような運用状況が常に続くわけではないということは認識していただきたいです。
これ以降の運用成績は、次の記事で書きたいと思います。
インデックス投資をしてみようと思った人は、ぜひすぐに始めてみてください!
まずは証券口座の開設からです!