立ち退き料500万円の提案を受けていたケースで、1300万円で合意することができた事例をご紹介します。
都心の二軒長屋の借家

依頼者様のご両親は、 昭和30年代から、都心の住宅街にある二軒長屋の借家に住まれていました。ご両親が亡くなられた後は、依頼者様がお一人で引き続き賃貸して住んでいました。
建物は大正時代に建てられたもので、家賃は2万6000円でした。建物は古いものの、東日本大震災でも全く無事でした。
新しい大家からの突然の立ち退き要求
それまでの大家さんが、不動産業者に建物を売ってしまったため、新しく大家となった不動産業者が、突然、依頼者様のところに来ました。
不動産業者は、建物が老朽化していることを理由に、3か月以内の立ち退きを求めてきました。
不動産業者は、周辺の土地一帯にマンション建設を予定しているということでした。
依頼者様は当事務所にご相談にいらっしゃり、納得のいく立ち退きの条件を合意できないかぎり直ちに立ち退く必要はないことなどをアドバイスさせていただきました。
当事務所での立ち退き交渉

依頼者様はご自身で数か月ほど不動産業者と交渉されていましたが、立ち退き料交渉のため、当事務所に依頼されました。
不動産業者の提案は、立ち退き料500万円でした。
当事務所は、依頼者様のご要望、退去のともなう不安や近隣の賃貸事情などを勘案し、立ち退き料交渉をいたしました。
1300万円の立ち退き料合意・不用品の処分負担
借家の利用状況、転居先の賃料の見込額、 依頼者様の要望、立ち退きにともなう心情などを不動産業者に丹念に説明し、粘り強い交渉の結果、 立ち退き料 1300万円を合意することができました。
また、立ち退き時には、不要な家具などはそのまま置いていってよいという合意もできました。そのため引っ越しにともなう不用品の処分費用も相手に負担させることができました。
立ち退き料交渉は、ご本人で交渉するよりも弁護士に依頼された方が、良い結果となる可能性が高いものです。
依頼者様はご自身で予想していたよりも高い立ち退き料を受け取ることができ、大変喜ばれていました。
依頼者様はご自身で予想していたよりも高い立ち退き料を受け取ることができ、大変喜ばれていました。